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この間、火事になったお家の離れが新築住宅として生まれ変わろうとしています。

あの火事のあと、早々に燃え落ちた離れを撤去して、焦げてしまった母屋の改修工事が行われたりしていましたが、ここに来て「KK様邸新築工事」って看板を目にしました。

へえ~。新築するんだ。

と興味深く前を歩いているとそのお家の奥さんらしき人が家の前に立っていました。

目が合ったのでこんにちは、と声をかけると、あちらもこんにちはと挨拶を返してくれてベビーカーで眠るあきちゃんに「かわいいね」と声をかけてくれました。

「お家、建てるんですね」と私が言うと

「そうなんですよ。この間、火事を出してしまいましてね。

焼けてしまったのは倉庫だったんですが、母屋も傷んできたので新築の注文住宅を建てて、生活をそちらへ移そうかと。

母屋は古い木造家屋だけれど建った時代がいいのか、材料がよかったのか、案外しっかりしているんですよ。

それに火事に遭っても燃えなかったと思うとやっぱりこのまま守るべきだと思ったんです。

古い家を守るのも大変なんですけれどね。

新しければいいというものではないんだと改めて感じています」

想いのこもったお話でした。

「お怪我をされた方がいないと聞きました。不幸中の幸いでしたね」と私が言うと

「お恥ずかしい限りですがその通りです。ありがとうございます。」

と今にも泣きそうな顔をして奥さんが言いました。

「私も家を建てたいと考えているのでまた見に来て良いですか?」と聞いたら

「いつでもどうぞ」と答えてくれました。

家造りの先輩が近くにできて、嬉しいなあ、と思いました。

工務店の集客チラシやホームページも見ますが、やっぱり聞く人がいるのもいいですよね。

先日、明け方近くに近所で火事がありました。

サイレンや消防車がうるさいほどにやってきました。

火が出たのは民家の倉庫。

高校生の息子さんが勉強部屋として使っていた離れでした。

息子さんは成績がよくていつも火の出た勉強部屋にこもって勉強をしていたそうです。

そんな彼の部屋からなぜ、火の手が上がったりしたのでしょうか。

原因は電気の火花だったそうです。

つなぎっぱなしんコンセントに積もったホコリに火花が引火したとか。

電気火災で怖いところは知らないところで火が出るというところです。

コンセントをきれいにしましょうといくら声をかけても実際にこんな事故に遭わなければあまり気にすることはないのかも知れません。

幸い母屋はボヤ程度で済んだそうです。

でも、彼の離れは全焼してしまいた。

中にあった勉強道具もみんな燃えてしまったのでしょうか。

将来有望とされた彼の部屋にはきっと大事な荷物もたくさんあったことでしょうに。

辞書や参考書も、みんな燃えてしまったのでしょうか。

もし必要なら、大学生のいとこに使わなくなった辞書や参考書なんかなら譲ってもらえるかもしれないけど。

気にはなってもなかなか声がかけられずにいたら、隣の奥さんが話を聞いてきました。

勉強部屋で一生懸命勉強しいていると聞いていたけれど、彼も普通の高校生なので部屋の中には辞書や参考書がぎっしりというわけでもなかったらしく、本当は好きなアニメの原作マンガやファッション雑誌なんかもあったそうで・・・。

それらがみんな燃えてご本人は火事のショックとあいまって少々引きこもり気味なんだということでした。

心配していた辞書や参考書は母屋においていて無事。

ですが、彼が立ち直るのには日がかかりそうです。

皆さんも火の元には十分注意してくださいね。